絵を描きたいのに、なんだかやる気が出ない時

寒い師走の今日の私、

今日の予定は、大掃除の一つの自転車の洗車と、絵を描くことでした。

寒い外での気の進まない自転車の洗車をさっさと済ませてから、ゆっくり絵を描こうと思っていました。

それで「寒いところ出るの嫌だな~」とぐずぐずすることなく、ささっと自転車掃除を終わらせて、

さて、絵を描こうか、と思ったのですが。。。。。。。。

何故かやる気が出なくて、ぐずぐず、ぐずぐず。。。。。

やらなくちゃ、やらなくちゃと思っていても、取り掛かることができません。

いっそ、他の掃除でもしようか。。。。ちょうど天気がいいから、カーテンでも洗うか。。。。

そういえば、昨日も、そんな感じで結局絵は描かずに終わってしまったな。。。。。

自分は何故、絵を描き始められなかったのか、原因は無いか考えてみて

気づいたことがありました。

『環境が悪かった』

1番の原因は、環境が整ってなかったからです。

私は、狭い一部屋をアトリエに使っているのですが、そこがかなり冷える部屋で暖房器具も無い部屋でした。

そして、最近ちょっと部屋が乱れてました。

その部屋には、絵の関係のもの以外に、私の衣服や、本の置き場所でもあって、子どものベビーカーや、ゴミに出す段ボールをまとめて置いてあったりするのですが、

その部屋が寒くて長居したく無くて、本は本棚に並べずに本棚の前にドンと平積みに置いただけとか、、、しまい方が雑になってました😅

絵を描こうと思ったら、デロンギを部屋に運び、部屋を暖めてから、部屋を整理して、道具が出しっぱなしになってる作業台の上を片付けて。。。。。。。😓

絵を描き始める前にめんどくさいことが沢山ありました。

これはただ環境を整えれば問題解決です。

できたら常にすぐ描き始められるようにしておきたいですね😅

もしくは、エスキースとか、暖かいリビングでできることなら、リビングでやっちおうと思います。

『他のやらなければいけないことがあり、楽な方に流される』

他には、大掃除や、ブログを書くこととか、他にやるべき事があって、楽な方に流れてしまうって問題もありました。

今までは、時間を区切って、あれもこれもとやっていましたが、やる気がなかなか出ない時は、今日は絵描き縛りで!

と今日は絵を描く日と割り切って、充てれる時間は全て絵に充てるようにします。

『本当に描きたいものではなかった』

他には、描く題材は決めてあったのですが、やる気が出るほど描きたいものではなかったことに気がつきました。

描く題材が見つからない時は、

私はまずインプットをします。

インスタで他の絵描きさんの絵をひたすら見たり、ギャラリーを巡ったり、

他の人の絵を見ることで、「この人の視点、私の絵に取り入れて見たらどだろう?」とか、なんか新しいものを発見できそうでワクワクしてきます。

カメラ(スマホ)を持って散歩に出かけることもあります。

何か面白いと思うことを、写真に撮っていきます。

「家並みに切り取られた空の形がいいな~」

「この光の当たり方カッコいい!」

「あ、今度は実際のものは描かずに影だけ描いてみようかな?」

という感じに次表現したいことが見つかります。

他にも、映画を見たり、小説を読んだり、そういうのもいいかもしれません。

インプットであまりピンと来ることがない時は、

「何故絵を描いているのか」

「何を表現したくて絵を描いているのか」

そういう原点回帰をする様に、自分の内面と相談します。

忘れてた、自分が絵に込めたいことを思い出したりすると、描くべきものが見えてきたりします。

それでは、私はとりあえずインスタ巡りをしようと思います(←しばらくグダグダゾーンに居そうな気配が。。。)

今回の私の問題は解決しましたが、

やる気が出ない原因は他にも色々あります。

『目的が無い』

みんな最初は好きだから絵を描いていたんです。

それが、「あれ?なんの為に絵を描いてたんだっけ?」

となることもあります。

なんの為にも何も好きだからだけなんですけど😁

ふと、目的を探してしまう時ってあるのですが、

そういう時は、ただ好きなだけで描いてもいるのに物足りなくなってしまった時です。

目的に縛られて苦しくなってしまうようでは本末転倒ですが、

目的を作ればいいと思います。

絵を描く意味って人それぞれあると思いますが、

SNSに載せたり、展覧会を開くなど、人に見てもらう。

自分を見つめ直す為に描く。

何かを人に伝える為に描く。

など。

展覧会など他の人の絵を見て、刺激を受けて、今度はこんな表現をしてみたい。

そういう目的でもいいと思います。

『マンネリ』

自分の好きな題材や、得意な題材はよく描いていると思います。

同じような絵を描き続けていると、描くものも同じようなもの、表現も同じようなものになってきます。

または、手癖だけで描いていると、マンネリになってきます。

そんな時は、いつもと違うものを描いてみましょう。

描き慣れていないものは手癖では描けないですし、新しい発見があるかも知れません。

新鮮な気持ちでワクワクした気持ちで描けるかも。

『エネルギーの枯渇』

絵を描くというのは凄く頭を使いますし、集中力も凄く使います。

体はさほど疲れることではないので、気が付きにくいのですが、毎日の様に描いていたり、長い時間集中するのが続くと、頭は相当疲れています。

それでエネルギー不足でやる気が起こらないとなるのです。

絵を描く以外にも仕事で疲れていたり、ストレスを溜めていたりと、エネルギーが枯渇します。

そういう時は、無理して描かずに、ゆっくり休みましょう。

『悩みすぎ』

私も昔は悩みすぎて、悩みに自分自身を支配されて、全く手が進まなくなっていました。

克服したい点はいっぱいあるのに、克服する為にはどうしたら良いのかも分からず、

描いたところで、自分のできないところを直視することになる。

そんな絵を見るのも嫌だ、何故上手くいかないんだとモヤモヤしながら描くのが嫌だ。

絵を描くことを考えるだけで苦しくなってくる。。。

そんな人は、克服するための知識をつけましょう。

私のときは、まだインターネットが普及していなくて、基本的な技術書はあるけど、

悩む人が何に悩むのか、悩みに寄り添ったものはありませんでした。

今ならネットも充実して、色んな画家が思いに寄り添った情報を発信しています。

それに倣って本も悩みを解決する技術書も色々出てきました。

自分の問題点を克服するための情報は幾つもあると思います。

その中で自分に合ったものを見つければ良いです。

技術的なものでなく、〝絵で食べていけるのだろうか〟とか、そういう悩みも、何も情報がなければ、未知なことが解消されず、悩むだけで解決していきません。

どんな仕事があるのか、既に仕事をしている人が、どうやってその仕事ができるようになったのか、

情報を得ることで、未知なことに対する不安はなくなり、自分はどうするのかということを考えれば良くなります。

『ビジネス書や自己啓発本を参考にしてみる』

絵に関係しないビジネス書や、自己啓発本を参考にしてみることもできます。

よく知られているもので、タスクを細分化して付箋に一つづつ書いて、できたものから剥がしていくというやり方があります。

私はそれをアレンジして、付箋は使わず手帳に直接タスクを書き出して、できたものに斜線を引いて行くようにしています。

やる事が減っていくより、できた事が増えてく方が私は達成感があって好きです。

色々なHOWTOを試してみて、これが私に1番合っていると落ち着きました。

『まとめ』

やる気が出ない原因は、人それぞれで、その時々でも違います。

今のやる気の出ない原因を見つけて、対処していきましょう。

展覧会が決まっていたり、納期が決まっていたり、時間の制約がある場合もありますが、

やる気が出ない時に無理にやる気を出そうとしなくてもいいと私は思います。

元々は好きでやっていた事なのに、私は鬱になるほど絵を描く事が辛かった過去があります。

やる気が起こらない時はしばらく絵から離れて、またやりたくなってから描くのもいいと思います。

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